2014年5月31日土曜日

セシウム汚染の限界はどこにあるのか:甲府盆地と野辺山高原

2週間程前に、南八にある屏風山のセシウム汚染のことを書いた。八ヶ岳の南麓にも、わずかではあるが、福島原発事故に由来するセシウムの痕跡は残っていた。この放射能汚染をもたらしたプルームが甲府からきたのか、それとも信州側から来たのか目星をつけるため、今回は、野辺山のキャベツ畑土と、甲府双葉ICの林の土を採集し、ガンマ線スペクトルを測定してみた。
赤線が屏風山、青線が甲府双葉、緑が野辺山。
測定時間は全て18時間。データのガタツキを抑えるため、
該当エネルギーの前後2チャネルを使った平均値を用いた表示にしてある。
野辺山は以前より線量は測定してきたが、土壌汚染に関しては今回が初めてとなる。甲府方面に関しては線量もあまり測定していなかった。どちらも、現在の測定では、0.04-0.06 μSv/h程度と非常に低い値となっている。

しかし、上のスペクトルをみるとわかるように、甲府にしても野辺山にしても、Cs-137のピークがはっきりと検出できる。また、Cs-134のピークに関しては、E=606keVの方はBi-214の寄与と重なってしまって不明瞭だが、E=796keVのピークがなんとか見えるような気がする(屏風山と野辺山の場合は比較的はっきりしていると思う)。算出された放射能レベルは、甲府盆地で56.5 Bq/kg, 野辺山で65.3 Bq/kgと出た。(ちなみに屏風山は34.7 Bq/kg。)

つまり、野辺山高原と甲府盆地の両方に、放射性プルームは到達していたという結論だ。放射能汚染は、関東平野から甲府盆地にかけて広がっていると思われるので、中央道を上りながら測定することで、汚染レベルが上昇していることを確認する必要がある。

静岡、そして甲府のセシウム汚染が確認された以上、富士山周辺の汚染はほぼ確実となった。はたして、その汚染レベルがどのくらいなのか?おそらく50〜100 Bq/kg程度ではないかと思われるが、ホットスポットという難敵がいるので、予断は禁物である。

それにしても、原発事故から放出される揮発性の放射性物質というのは、「ほんとうに遠くの方まで拡散するんだなあ」と改めて思い知らされた。大飯原発の再稼働禁止の判決を出した裁判所も、ようやくこういう事実に気づき始めているのだと思いたい。一方で、産業界は極めて原発の危険性に対して鈍感だ。原子力規制委員会から、島崎先生を追い出そうとしているようだが、ひどい話しだ。反対するものを徹底的に省き、粛正するやり方に見える...太平洋戦争の失敗に対する反省が、今の経済界には無い。

2014年5月25日日曜日

皐月の末の山桜

皐月も終わりに近づいた。もう梅雨も間近だろう。標高1800mの蓼科高原へいったら、山桜が満開だった。ここは今ようやく春が到来したところと見える。気持ちが巻き戻されるような不思議な感覚。


2014年5月18日日曜日

ドングリのセシウム汚染:軽井沢の場合

先日、猿の親子がドングリを貪り喰っているところに出くわしたことを記事にした。あまりにも大量のドングリなどの木の実が落ちていたので、それを採取し、LB2045でガンマ線測定を行ってみた。(泥は一応軽く洗い落とし、表面の皮を剥いてから測定した。)
猿が食べていた軽井沢のドングリ
測定容器にぎっしりと詰め、18時間測定を行った。その結果を、先日の種蒔き土と比較したのが次のグラフ。

ちなみにこの場所の土壌は3000 Bq/kg(木の根元などは部分的には5000Bq/kg)程度の強い放射能汚染を被っていることが以前の測定で確定している。そのような山林で育ったドングリ(やその他の木の実)が、どの程度のセシウムを含むのかという問題は、生態系全体の放射能汚染、それから放射能物質の生態系における循環の観点から、非常に重要な問題だと思う。

今回の測定では、約70 Bq/kgという汚染があることが判明した。(土壌の汚染からのドングリへの「移行係数」を単純な比で表せば、70/3000 〜約1/40程度となった。)実はこれは政府の食品基準値に照らし合わせれば「食べてよい」汚染レベルである!つまり、猿達が日本国民だと仮定したら、このドングリを食べることはもちろん、「さるスーパー」で販売したっていいのだ。

ということは、こういう食品を10年、20年と食べ続けていったときに、どんな疾患が発生するか観察しておけば、人間の健康に何が起きるか想像がつくというものだ。つまり、猿達は新薬などの「モニター」(被験者)に相当するというわけだ。

チェルノブイリ事故の経験から、放射性セシウムは心臓疾患、白内障、膀胱癌などを起因する可能性があるといわれている。日本人にこれが適用できるかどうかはまだわからないが、その前に体の小さな軽井沢の猿達がそれを見せてくれるはずである。

生物学者たちは、きっとこの点にすでに気付いていると思う。頑張っていただきたい!学術的にみても、猿の病気の変遷、奇形の変遷をこれから50年近くに渡って記録するのは非常に重要な研究だと思う。

軽井沢の森には、他にも鹿、カモシカ、クマ、イノシシ、リス、兎などが住む。彼らの体に変な病気や奇形が起こらないことを、今は神に祈るのみである。(福島では昆虫の奇形が多数報告されているようなので、かなり不安はあるが....)

2014年5月16日金曜日

セシウム汚染の限界はどこにあるのか:八ヶ岳南麓

清里周辺の汚染調査は線量だけで済ませていた。それほどひどい汚染があるとは思わないが、ガンマ線スペクトロメータを用いた土壌測定を行い、より正確に放射能汚染の有無を確認しておく必要はある。

まずは、八ヶ岳の裾野部分にある屏風山の山頂(1649m)で採取した土壌のガンマ線スペクトルを調べてみた。場所は小淵沢(現在は北杜市というべきだろうか)、つまり山梨県にある。
屏風山は八ヶ岳の南麓に位置する。編笠山への入り口にあたる。
(国土地理院の提供する地図サービスを利用。)
標高も高いし、セシウム汚染の噂もあまり聞かないし、これは「安全地帯」の確認に終わるだけだろうと高をくくっていたら、出鼻をくじかれた。

放射能レベル自体は35 Bq/kg(18時間測定)と低かったのだが、セシウム137のピークが綺麗に浮かび上がったのだ。もちろん、汚染レベルはかなり弱いので、このピークは非常に低い微妙なものだ。(先日の鹿沼土の測定では35 Bq/kgと出たが、そのほとんどがBi-214のピークからの寄与だから、屏風山の場合の放射性セシウムの寄与は35-35、つまり、せいぜい1ベクレル程度以下であろう。)しかし、スペクトルを使って鹿沼土(汚染無しと判定)と比較すると、放射能汚染があることがはっきりと確認できる。

赤いグラフが屏風山のもの、緑のグラフがプロトリーフ社の
種蒔き土のもの。
汚染が軽微であることから、Cs-134のピークはもっと目立たない。福島原発の汚染ではなく、1960年代の核実験の名残りなのかもしれないが、Cs-134の796keVピークがあるはずの付近に、緩やかな盛り上がりがあるように見えるので、2011年の原発事故が原因である可能性が高いと思う。

どうやら放射性プルームは甲州にも到達していたようだ。果たして甲府や大月はどうなのだろうか?プルームの拡散分布は連続的になるはずだから、山梨県の汚染地図をつくれば、屏風山周辺の汚染が福島原発事故によるものなのか、それとも核実験やチェルノブイリ事故の名残りなのか、はっきりするだろう。

2014年5月15日木曜日

鹿沼土、赤玉土のセシウム汚染はあるか?:プロトリーフ社の場合

農林水産省の通達を見ると、農業/園芸用の堆肥/培養土は放射性セシウムに汚染されてもよい、というようなことが書いてある。ただし、汚染の許容限度はさすがに設定してあって、400 Bq/kgまでだそうだ。

とはいえ、ホームセンターで売られている堆肥や培養土が400Bq/kg相当の放射能をもっていると想像しただけで、農業や園芸をやる気をなくした人は相当数いるのではないだろうか。ひどい放射能汚染を免れた地域、あるいは放射能汚染がまったくなかった西日本などの人からみれば、自分の畑や花壇に400Bq/kgのセシウム肥料を撒くなんてとてもできないだろう。

私の印象では、今までに放射能汚染が報告されたのは腐葉土だったと思う(例えば沖縄の場合はここ)。たしかに、木の葉や枝を材料にするわけだから、放射能汚染された森で生産された腐葉土はセシウムをたくさん含んでしまうはずだ。

一方で、鹿沼土や赤玉土といった、軽石や火山灰を原料とする土はどうなのだろうか?汚染されたとか、されてないとかという話し自体をあまり聞かない(個人的に測定してみたというブログはあった。このブログの筆者はLB2045が算定した放射能値をそのまま判断材料にしているが、ガンマ線スペクトルがよく見えないので私としては判断付け難い)。風評被害を恐れた関連自治体が情報の封じ込めでもやっているのだろうか?鹿沼土は挿し木や種蒔きのときに、どうしても使いたい土なので、その安全性が確認されるならば、ぜひとも利用したいとずっと思って来た。そこで意を決して、LB2045を使った18時間測定にかけ、詳細なガンマ線スペクトルを出してみることにした。

今回手に入れたのは、鹿沼土と赤玉土を主原料とする「挿し芽・種蒔きの土」(プロトリーフ)。プロトリーフの直営園芸店は二子玉川の高島屋に出店しているので、利用している人は世田谷や川崎には多いことだろう。この店には、NHK教育テレビの「趣味の園芸」の講師に選ばれている人も勤めているらしく、園芸業界でも認められた立派なお店なんだろうと思う。

さて、測定結果は次のようになった。まずは放射能レベルだが、35.08 Bq/kgとかなり低い値が算出された。とはいえ、0ではない。これがセシウムによる放射能なのか、それとも天然核種による寄与なのかはスペクトルをみないと判断できない。ガンマ線スペクトルは次のようになった。
赤いグラフが35Bq/kgを示したプロトリーフ社の種蒔き土、
緑のグラフは70Bq/kg余りの値を示した八幡山(静岡市)の土壌。
参考のために、弱いセシウム汚染が確認された静岡市の八幡山のデータ(70 Bq/kg余り)と比較することにした(上図の緑線グラフ)。プロトリーフ社の種蒔き土は、赤線で描かれたスペクトルに相当する。

グラフを見ると、Cs-134の低エネルギーのピーク(606keV)に相当する付近に、はっきりしたピークはあるももの、796keVにあるべきCs-134のピークは見られない。つまり、このピークはBi-214のピーク(609keV)と解釈すべきだろう。福島原発の影響を被っていないと結論した名古屋城のデータをみても、Bi-214の寄与はだいたい60 Bq/kg程度はある。なによりも明らかなのは、Cs-137の660keVのピークが見られない点だ。以上の考察より、算出された「35Bq/kg」という値は、セシウム汚染によるものではなく、天然核種の寄与だと思われる(上で紹介したブログの結果も、おそらくBi-214によるものであろう)。

ということで、プロトリーフのこの土は、安心して園芸に利用してよいことがわかった!これは朗報だ。また一般に鹿沼土や赤玉土は汚染されてない可能性が高いこともわかった。火山灰や軽石にはセシウムは沈着しにくいという仮説を立てることにし、これから少しずつ検証してくこととする。

そういえば、友人が昨年浅間山に登山したとき、群馬側の山頂付近で土壌を採取したといっていた。高峰の汚染調査から、群馬側の汚染は結構強いのではないかと疑っているが、浅間の土は火山灰が主成分だろうから汚染が弱くなっている可能性がある。ぜひとも確認したいものだ。

[追記]2015年のプロトリーフ「バラの土」の測定結果はこちら。
[追記2]2016年のプロトリーフ「クリスマスローズの土」の測定結果はこちら。

2014年5月7日水曜日

Mac OS X Mavericks でCanon CP510をつかう:Gutenprintありがとう

Mavericksになって色々と不満がある。今回はキャノンのCP510というフォトプリンタが使えなくなったこと。

キャノンは以前からMac OS Xへの踏み込みが悪く、レーザープリンタのドライバがないとか、いろいろ苦しめられて来た。最近は、OS XやLinuxに積極的に参加しているエプソンのプリンタばかりを購入しているが、最後に残ったのが、むかーしむかしに購入したSelphy CP510。久しぶりに写真でも印刷しようと思い、先日の御岳の風景をiPhotoから印刷しようと試みた。「ドライバがありません」...と言われてしまう。

キャノンのホームページを見ると、どうもCP510のドライバどころか、結構最近の機種でもMavericksへの対応をあきらめてしまっているようだ。がっくり。ネットのdiscussionを見ると、アメリカのユーザーを中心に盛んに議論がされていて、キャノンの対応の悪さに文句もたくさん書かれていた。キャノンの悪い評判は世界中のマックユーザーに広まっていると感じた。

そんな中、Gutenprintという単語が目についた。調べてみると、Gimp printから派生した自作プリンタドライバらしい。対応プリンタのリストを見ると、なんとCP510にも対応している!さっそくインストールして、ドライバの設定をし、印刷をしてみると...うまくできた!
Danke schoen, Gutenprint!

2014年5月5日月曜日

連休の霧ヶ峰

富士見台に車を止めて周りを見渡した。八ヶ岳、南北そして中央アルプスが一望できた。白富士も雲の上に見えた。御岳が特に綺麗だった。その後、車山肩から車山に登山した。今度は浅間連山が見えた!
霧ヶ峰は山焼きの直後で、ガボッチョや池の平の方面にいくと、草原は一面真っ黒だった。昨年は茅野市長が点火して大火事になっただけに、今年は相当ためらいがあったようだが、結局は伝統を重視して実行したようだ。無事で何より。

2014年5月4日日曜日

連休の野鳥観察:(5)コムクドリ

今度はコムクドリの雄と雌がつがいでやってきた。雌は初めて見たので、最初は2種の違う鳥かと思った。嘴が黒いこと、目が丸いこと、同じように葉に着いた虫をついばんでいたことなどから、よく調べてみたら雌雄の違いであることに気付いた。仲が良い鳥で、始終一緒に行動していた。飛び去るときも一緒だった。




2014年5月2日金曜日

中部横断道自動車道の亀裂の原因(2)

前の記事からの続き:


実はこの強引さは、すでに開通している区間でも見え隠れしている。例えば、佐久北IC周辺の区間は最終処分場(旧第二御影最終処分場)の上に立っているのだが、本来、最終処分場の廃止は『処分場の閉鎖から数年間(たぶん2年以上)、地下水などを通じた汚染物質漏れがないことが確認できて初めて可能』となることが法律で決まっている。ところが、政府は、この処分場の稼働中にゴミごと土地を買収し、処分場の廃止をせぬまま間髪入れずにその上に高速道路を建設してしまったのだ(これは「極めて異例」と報道された)。
「最終処分場」の状態のまま、高速道路が建設された地点。
佐久北IC出口の看板が見える。
この最終処分場にはありとあらゆる産業廃棄物が埋め立てられていて、その汚染たるや目も当てられないレベルだ。そのうえ、どうやら汚染物質が地下水に溶け込んで周辺の河川に流れ込んでいるらしいのだ。この状態が続く限り、高速が建っているこの場所は、法律に基づけばまだ「処分場」のままなのだ(高速道路の構造物は廃棄物扱い?)。

さらに恐ろしい事態になっていることが、現地にいくと確認できる。廃棄物が埋めてあるだけの土地に、重たい高速道路を建設したため、地盤沈下が起きているのだ。そのため、高速道路の構造物は歪んでしまい、あちこちに亀裂が入っている。ひどいところは、コンクリート壁がはげ落ちそうになっているのを、薄い鉄板で継ぎ合わせるように応急処置がしてある。(あたかもバンドエイドで、ずれ落ちそうなカツラを止めてあるような、そんな感じだ。)

高速道路の基礎の部分。
亀裂が縦に入り、バンドエイドのような鉄板で補強しようしてしている。
重り(白い丸いもの)がつり下げてあって、壁の傾き程度を定期的に測定しているらしい。
測定なぞしなくても、写真の右方向に、かなり傾いているのがわかる。

上の写真の拡大:高速を管轄する国土交通省の命令なのか、
コンクリの傾きを測定するための重り(右下の白いもの)が吊り下げてある。
コンクリートにはひび割れが確認できる。
写真に撮った構造物部分は、てっきり高速道路として作られたものかと思っていたが、実は最終処分場の囲いに過ぎないらしい。つまり作ったのは国や高速道路会社でなく、地元の廃棄物処理業者(民間業者)で、その上に道路が置かれているだけの構造のようだ。高速道路の基礎という、構造上非常に大切な部分にもかかわらず、国やNexcoがこんな木に竹を継いだような幼稚な補修をしているのはおかしい、と思ったのだが、建設技術に疎い、一民間廃棄物処理業者が補修を担当していると知れば、合点が行く。

別の場所で見つけたコンクリート壁面のひび割れ。
どうやら高速を管理する人たちは、ここに割れ目が
あってだんだん広がって来ていることを知っているようだ。
No.3とあるので、これ以外にもひび割れ箇所はあるということだろう。
この処分場の亀裂が意味するのは2つ。(1)高速道路が壊れかけている(2)処分場から毒物/廃棄物が漏れ出している。どちらも非常に深刻な事態だ。

さらに驚いたのは、この廃棄物処理業者とはイーステージ、つまり現在のフジ・コーポレーションだったことだ。以前の記事で書いたが、フジ・コーポレーションとは、福島原発の事故により放射性セシウムなどで強く汚染された関東地方から、8000Bq/kgまでの放射能汚染された焼却灰を、大量に佐久平にもってきて埋めた会社だ。

アミガサタケ

八ヶ岳にこれと同じ名前の山があるが...

春を代表するキノコ。毎年、松の木の下に居たのだが、今年から欅の木の下に移って来た。よくみたら2つもあった。

桜や林檎ではなく、これをみて春を感じる人がいたら、相当な玄人かも。


ちなみにフランスでは高級食材。ヨーロッパと日本だけに分布。東京でも、公園なんかでよく見かける。

上の状態から2日後。水をかけて萎びないようにしたら、茎が見えて来た。

2014年5月1日木曜日

信州は林檎の花の季節

梅、桜と来て、信州ではいま桃と林檎の花が満開になっている(軽井沢はワンテンポ遅れているけれど)。長年鉢植えにしてある小林檎の花が咲いた。

地方ニュースで林檎の花摘みの様子が報道されていて、子供達が真ん中の花だけ残して、まわりの林檎の花を全て摘み取る様子がテレビに映った。農家の人は、「こうしないと大きな林檎が収穫できないんですよ」と教えていた。

とてもじゃないけど、こんな綺麗な花を摘み取るなんてできない、と思った。

真ん中だけ残して、周りは摘み取るのだという... 無理!

連休の野鳥観測:(4)モズ

モズもたくさん見かける。が、今日のは餌を食べているところだった。春先になって昆虫がたくさん出て来たからだろうか?たくさん食べてもらいたい。ヨーロッパには、この鳥は住んでいないらしい。東アジアとシベリアだけに住む。

連休の野鳥観測:(3)シジュウカラ

シジュウカラ(tit)は、それほど珍しい鳥ではないけれど、撮影するのが難しい。動きを停めてくれないので、ピントが合わせられないのだ。今回も頑張ってみたが、ぶれていたり、ピントが甘かったり...惨敗なり。

「ちょこちょこ動きやがって!ちったー落ち着いたらどうだ!」
などという雷親父の喝が必要かも。

連休の野鳥観測(2):エナガ

白黒模様が、どこぞのイヌにそっくり。尾が長いけれど、オナガよりはかなり小振り。背中には明るい茶色が入っていて、でも雀とは全然ちがう感じ。初めて見た!

エナガ(正面)

エナガ(横)


連休の野鳥観測:(1)カワラヒワ

今年の連休の初めは雨降りから始まった。窓からのぞいていると野鳥が次から次へとやってきて、楽しませてくれた。最初は3羽でやってきたカワラヒワ。拡大したので一羽しか写っていないののが残念。でもピントもまあまああっていて、よく撮れたと思う。