アシアナ航空の旅客機がサンフランシスコ空港への着陸に失敗したのは2週間程前だったか?今日、AFNを聞いていたら、この事故の関連で思わず吹き出してしまうようなニュースが紹介された。解説者はかなり怒っているような笑っているような、不思議なリアクションだったが、その理由も中身を理解すれば頷けるだろう。
事故から一週間ほど経ち、事故分析の結果が、パイロットのミスと出るのか、それとも機体の故障となるのかが議論の中心となった。飛行機を設計製造販売しているのはアメリカのボーイング社なので、いろいろな手段を駆使して、アメリカ当局の調査結果を「パイロッとのミス」にしてもらいはずだ。一方の韓国は「設計の段階でのミス」あるいは「機体の故障」という結論に持っていきたいだろう。それぞれの思惑が交差するなか、カリフォルニアのローカル放送局が、4人の韓国人パイロットの名前が判明したとしてテレビニュースで報道を行った。その名前とは...
ASIANA Flight 214
Pilots' Names
Captain Sum Ting Wong
Wi Tu Lo
Ho Lee Fuk
Bang Ding Oh
これはかなりまずいぞ、と思うとともに、思わず吹き出してしまった。カリフォルニアのテレビ局が、練習でふざけて使っていた原稿をそのまま読み上げてしまったという。(東海テレビのセシウムさんと同じタイプの放送事故だ。)
キャプテンの名前は明らかに「なにかまずい感じ」。2番目はWay too low (高度が低すぎる)、3番目は「かなりやばい」(Holy FU○K)。4番目は爆発音などの擬音。
アシアナ航空は侮辱されたとして訴えるらしい。ただ、このテレビ局は謝罪しているそうだから、すぐに和解できるだろう。だが、韓国人に対する人種差別も、ちょっと入っているように感じられて後味が悪いだろう。
それにしても、この事故がボーイング777だったというのはショックだ。もし機械の故障だとしたらなおさらだ。まさかこの事故を利用して、全機をA380や787に更新などということを企んではいないだろうな!?
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