実はこの水害の直前に英国に仕事で行った。その時に見た穏やかな秋色の気配からの、変わりように驚きが隠せずにいる。水害が襲う前の南イングランドの様子を、ここに記録しておきたい。
今回ヒースローで借りたレンタカーは、フォードのC-MAX。店員に強く進められてディーゼル車を試してみることになった。欧州では環境問題に対処するため、ハイブリッドではなく新型のディーゼルを推奨しているらしい。でもコンソールに表示される燃費はMPG(mile per galon)...日本で使うkm/Lにいちいち換算するのは面倒で、結局燃費はいいのか悪いのかわからずじまいに。ただ、3日走りまくっても、給油は一回も必要なかった。
ガーデンセンターの駐車場にて。 |
お昼の紅茶を飲みに、とある村へ出かける。ここは18世紀のある有名な博物学者が暮らしていたところで、彼の屋敷が博物館として現存している。彼の墓も村の教会にある。ここから、高速で30分程走って、以前暮らしていた村に行ってみた。細かいところで変化はあるものの、基本的な風景はまったく変わってない。懐かしく思うよりも前に、完全にタイムスリップして、あたかもあの頃に戻ってしまったような錯覚を覚えた。ガーデンセンターでウェリントンブーツを購入し、毎日散歩に行っていた丘陵地帯へいった。この丘陵には、平原、森林、湖、砂地(大昔の砂浜の跡)など様々な場所があって、今日はどこに行こうかと、楽しみながら行き先を決めたものだ。
遠くにSouthdownsを臨む丘の尾根。 |
この場所を撮った4年前の写真はこちら。 砂の道は、大昔の砂浜だった場所。 現在は、乗馬用の道として利用されている。 |
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