2014年1月13日月曜日

太陽の自転周期と浅間の牙(ギッパ)

元旦からずっと行ってきた太陽黒点の観測が、ついに今日、自転周期の半分(13日)に到達した。太陽の自転周期は27日ほどだが、地球から見て裏側に黒点が移動するのを考慮すれば、一つの黒点をずっと連続的に観測できる最大の日数が13日ということになる。太陽の観測は天気に左右されるだけに、日本(の関東、中部)においては連蔵観測が成功する確率が大きいのは、冬のこの季節において他はない。にしても、13日連続で太陽を拝めることはそうはないのではないだろうか? 

さらに運のよいことに、「肉眼黒点」レベルの大型黒点が丁度この期間に出現したため、新年のきりのよいタイミングで、観測しやすい大型黒点が、東縁から登場し、西縁に消え去っていくまでを、ずっと追い続けることができた。


太陽黒点の観測が一区切りついたので、太陽光を減光するNDフィルター(サングラス)を久しぶりに外し、風景を久しぶりに撮影してみた。
浅間山(牙山と前掛山)
浅間の外輪山にある牙(ぎっぱ)の雪景色を撮ってみた。外輪山の向こう側に広がるカルデラ内には別世界がある...いつか是非いってみたい。

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