正月に始まった太陽黒点の連続観測もついに30日目を迎えた。天気予報では、この一月は非常に雨が少なく異常であると報じ、「久しぶりの『お湿り』は待ち遠しい」みたいなことを言っていたが、黒点の連続観測をやる立場としては雨降りの日は勝負の日となる。梅雨のように終日雨とはならないだろうから、太陽が顔を雲間から覗かせた瞬間を狙って観測するのだ。観測の詳細は別の場所に譲るとして、太陽が出てくるまでの間、周りの風景を撮影してみた。
前日のGPV予報では正午あたりにチャンスが来るということだったが、早朝確認しなおすとどうも7時から8時の間に雲の切れ目が現れそうだという内容に変わっていた。早速外に出てみると、上空には雲がかかっていたが、その西側には青空が広がっていた。高台から見渡すと、陽のあたっているところは近辺にはなく、丹沢の向こうの富士の峰だけが朝焼けに照らされていたのであった。あの空間がこちらまで流れてくれば...と上空に穴が開き、日射しが射し込むまでの時間を推測する。
東京西部から見た冬の「赤富士」 |
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