一昨年のことになるが、国際宇宙ステーション(ISS)で使用するラップトップPCのOSが、WindowsからLinuxのDebianディストリビューションに変更になったと最近知った。
どうやら原因は、それまで使っていたWindows XPシステムが、軌道上でコンピュータウィルスに感染してしまったことにあるようだ。
また、ISSに積み込むヒューマノイドロボ(ロボノート=Robonaut)「R2」のOSにもLinuxが採用された。
宇宙では、Linuxが一番信用できるのであろう。
少し前には、Scientific LinuxというFermiLabが開発したdistributionがISSで採用されていたが、今ではDebianに変わったらしい。CERNはCern Linuxの開発をやめてCentOS(Linux)に変えたと聞く。さて、次に作るシステムには何を使おうか?
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