マンションの基礎杭の偽装/手抜き工事は、どうも長年にわたって、かつ広く行き渡っている「慣行」のようなものらしい感じがしてきた。今日の報道では
「三谷セキサン」というこの業界最大手が千葉県のマンション駐車場の杭で「手抜き」をやったのを隠していたらしい。
この会社は福井県の小学校の杭工事でもデータ偽装していることが前日に判明しているが、千葉のケースでは「杭の長さが設計寸法より10メートルも短い」施工となっているようで、単なるデータの偽装とはいえない状況だ。
さらに、ジャパンパイルという業界大手の会社も杭打ちのデータを偽装していることが、すでに判明している。
旭化成建材のケースでは、特定の一人が犯したデータ偽装ではなく、60人以上の社員/関連下請けの社員が偽装を行っていた事が明らかとなり、組織的な「偽装」である可能性が高まった。
杭打ちの会社に派遣社員として勤めていた人は、「こんな偽装、この業界では常識。どこもかならずやっているはず」と言っているとのこと。それが本当なら、もう日本のマンションには住めない。
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