昨日は雨だったので観測できなかったが、今日はよく晴れたので黒点の観測を行った。4/28、29、そして5/1と3日分のデータが手に入った。これを重ねて見ると、太陽の自転の様子が見えてくる。
前回と比べ、今日の太陽には大きめの黒点が現れていた。そこで、5/1を基準に画像データを重ねることにした。4月のデータは、gimpで輪郭抽出、しきい値のアルゴリズムを使って、黒点の主要部分を浮き上がらせる。これを5/1の生データに重ねる。すると、次のような画像が得られた。
左側に、本日現れた大きめの黒点のペアが目立つ。が、太陽の自転を調べるには、3日前から見えていた黒点が役に立つ。3日分のデータを重ねて見ると、明瞭な「線」が現れる。この線と水平線の成す角度は、分析してみると約22.26度だった。国立天文台の太陽の自転軸の傾き角度のデータを見ると24.11度となっていたから、まずまずの測定精度だ。
明日もきっと晴れるだろうから、大型の黒点の行く末を是非見極めたいものだ。
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