海がだめということがわかったので、翌日はCotswoldに向かう事にした。普通、英国旅行にきてCotswoldに行く人は、お茶を飲んだり、英国庭園を見て楽しんだりするだろう。しかし、化石ハンターにとっては、Cotswoldは一億8千年前のジュラ紀中期の化石が産出する場所なのである。Cotswoldの黄色い石でできた町並みは美しく、Cotswoldの象徴だ。しかし、その石こそがジュラ紀に形成された石灰岩が酸化して色づいたものであることは、化石ハンターしか知らないだろう。この黄色い岩石はOoliteと呼ばれ、大物の化石を産出することで有名だ。実は、Cotswoldはアンモナイトや恐竜の化石もたくさん出る、隠れた名産地なのだ!
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| Chipping Camdenの町並み。家の石材が黄色なのが Cotswoldの特徴であり、美しさの中心だ。しかし、これは Ooliteというジュラ紀の石灰岩が酸化したものなのだ! |
お昼を済ませ、買い物をしてから、採集地点に向かう。途中間違えてStratford upon Avonに行ってしまった。丘を下るときに方角を違えてしまったらしい。迷いながらもようやく現地にたどり着く。
この場所はゴルフ場の敷地の端にあたり、崖が長く続いている。最初は芝生の緑に覆われているが、20分も歩くと黄色の崖が姿を現した。この崖の崩落を丁寧に観察すると化石が採集できるというわけだ。しかし、今回は初めて訪れたこともあり、勝手が分からずに時間を無駄にしてしまった。化石が採集できる場所を突き止めたところで、この日は引き上げることにした。夕方には宿に戻りたかったからだ。
この場所はゴルフ場の敷地の端にあたり、崖が長く続いている。最初は芝生の緑に覆われているが、20分も歩くと黄色の崖が姿を現した。この崖の崩落を丁寧に観察すると化石が採集できるというわけだ。しかし、今回は初めて訪れたこともあり、勝手が分からずに時間を無駄にしてしまった。化石が採集できる場所を突き止めたところで、この日は引き上げることにした。夕方には宿に戻りたかったからだ。
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| 黄色の崖が広がる採集地点。 |
それでも、腕足類が詰まった岩を採集することができた。最初にしては上出来だと思う。一億8千年前の腕足類で、おそらく死骸が固まった海底の様子を表していると思う。結構潰れたり、割れたりしている化石が多い。種の同定はおいおいやっていこうと思う。
岩石の見事な黄色はまさにCotswoldの家並みの色。よく見ると、直径1mm程度の小さな丸い粒子が含まれている。これは岩石成分が丸く結晶化したものらしい。同じような岩石は、Jurassic coastのさらに先のところでも見る事ができるから、地層の分布はDorsetからCotswoldにかけて伸びているのだと思う。
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| Ooliteの岩石に含まれる化石 |
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| 口が段違いのタイプのBrachiopod |














