2011年8月7日日曜日

ロンドンで暴動

ロンドンで暴動が発生。Tottenhamで、車両や店舗に火がつけられ、大変な状態に。
bbc.co.ukの写真より。燃えているのはダブルデッカーか?(link)

暴動に参加しているのは、10歳程度の子供(驚き)から20歳代の若者で、この混乱に乗じて店からの略奪もあったらしい。Tottenhamというのは「ロンドンの秋葉原」に相当する場所で、電気製品を扱う店が比較的多い場所。ここは、Oxford Streetという「ロンドンの表参道」に相当する場所とも接していて、いつも人で賑わっている繁華街だ。
(訂正:上記はTottenham court roadのこと。勘違いであった。本当のTottenhamはNorth Circular roadと呼ばれる、東京で言うと環七や環八に相当する環状幹線道路のすぐ内側にあるらしい。この地域はロンドンの北よりの北東地域にあって、個人的にはほとんど行ったことがないので、どんなところかちょっと分からない。一方、North circularの北西よりの地域は、WemblyとかHendonなどがある地域でよく知っている。家具だけでなく、おいしいニシンの酢漬けが売ってるIKEAがあるし、またOriental cityという昔のヤオハンを改築したスーパーや、ロンドン医療センターなど、日本関係の施設が多くあるため。Tottenhamが、この辺りと似た感じだとすると、移民が多く、下層階級の人が多めに住む地域だと思う。犯罪も多いだろうと思う。)

今回の原因は、先日20歳の若者(多分黒人系)が警察に射殺された事件。この若者の追悼、および警察への抗議のデモが最初は平和的に行われていたが、その後暴動へと発展したらしい。

7/7のテロがロンドンで起きたときも、ブラジル人の若者が射殺された。後で、まったく無関係の、只の移民だったことが判明。スコットランドヤードはこのときも責任をとらなかった。(正当な「業務」だったと突っぱねた。)ロンドンの警察官は人殺しの練習をしているから、きっと射殺しても何にも感じないんだろう。

スコットランドヤードも、暴動も、どっちにしても恐ろしい。

(しかし、日本の新聞はこのニュースまったく取り上げてないのも、ちょっと恐ろしい。SellafieldのMOX燃料工場の閉鎖の話とか、ポールマッカートニーの盗聴の話、それに英国王室の結婚式の話の方が大事かね?)
朝日新聞の場合(毎日、その他の新聞も関連記事無し)

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