2012年4月15日日曜日

信州の早春

森泉山の日暮れは怖かった。風景が素晴らしいほど、怖かった。里に下りてほっと一息するとなぜかザワザワした恐怖感は薄らいだ。ふと振り返って森泉山の方を見渡すと、春の月が山から昇ってくるところだった。


音消えぬ ゆふづき昇る春の里

ツルヤでおにぎりとたこ焼きを買って夕食とす。ツルヤのお米は信州米で、海苔は有明産なり。

3 件のコメント:

なーや さんのコメント...

いつも軽井沢、御代田、佐久地域の汚染状況を計測して戴きまして本当にありがとうございます。昨日、自分のガイガーカウンターを持って森泉山の弁天池周辺を計測してまいりました(先生の公表されている数値と自分の持っている機械との性能の違いも分かると思ったので)結果、0,167μsv/hという結果でした(30秒×10回の測定×3回の平均値)その後広戸発電所付近0,033μsv/h、御代田駅周辺0,053μsv/hという数値でした。やはり東向きの斜面が高い線量を示しているなとおもいます。弁天池付近の状況を町役場に連絡したところ「そういう(線量が高い)話はありますが町所有のものではないのでどうするかまだ相談中」とのことでしたので大至急通行禁止区分にしてくださいと要望しました・・・

kuzzila さんのコメント...

人の言う事を鵜呑みにせず自分で確かめる...すばらしいです。さすがに信州人だと感心いたしました。私の持っているガイガーカウンターJB4020は持っている人が多いので、どなたかがアロカのガイガーカウンター/シンチレータと比較して、較正公式を作ってくれました。(こんど自分自身で確かめてみようと思っています。)今はそれを使ってますが、RAMIでデータを処理するとだいたいアロカと同じような値が出ます。

なーやさんも、20回の測定を30秒間隔で行い、その平均値を各回でとってみたらどうでしょう。各回の平均値が同じ値に収束してくれば、その値がなーやさんの機械の出した値となるでしょう。その値を使って、他の機械の結果と比較してみると面白い結果がえられるかもしれません。

なーやさんがさらに素晴らしいのは、他の地点でも測定を行っている点です。御代田駅前に比べて、弁天池の線量はおよそ5倍も強いですね。この比較がとても大事だと思います。

森泉山の線量が高いといっても、人はそもそもあまり行かない場所なので、短時間訪れるだけなら大きな問題は起きないでしょう。問題は、付近の森の恵みに関する汚染です。キノコや山菜などを採りに入る人がいたら、それは禁止、あるいは自粛要請するべきでしょう。特に、子供が遊びに入ったり、山菜を採って食べるのは避けるべきです。

とにかく、調査地点の数が圧倒的にたりないので、周辺をしっかり調査して本当に危険な状態なのかチェックする必要があると思います。とりあえず立ち入り禁止にして、その間によく調査するというのはいいアイデアかもしれません。

なーや さんのコメント...

いいえ、3世代に渡って家族と過ごした大切な場所でしたので自分でも測定させていただきました、原発周辺の方達が生活圏すべてにおいてこのような状況であることを思うと創造を絶する辛さであると思います・・・
「20回の測定を30秒間隔の平均値」覚えておきます!
あの界隈はこれからタラの芽がたくさん採るので採取に向かう地元住民が心配であります
 またこちらに起こしになる際、もし足手まといにならないようでしたら調査にお供させてください、ちなみにキビダンゴは持参いたします♪