2014年1月28日火曜日

あの黒点が戻って来た

大型の「肉眼」黒点が2週間の太陽の裏面の旅を終えて、再び表面に戻って来た

通常の大きさの黒点は、拡散するなどして、太陽の自転周期27日よりも前に寿命を迎えるのだが、大型の黒点は裏面を生き延びて、また表面に戻ってくることもあるようだ。が、それはたぶん稀なことなんだと思う。

お正月に発生し、ロケットの打ち上げを停めてしまうような強烈な放射線(太陽風)を地球に吹き浴びせたほどの大型黒点をひと月に渡って連続観測できたのみならず、27日の太陽の自転周期を生き延びてまた表面に戻ってくるのも観測できたのは、ほんとうに幸運だったと思う。

まだ東の縁に現れたばかりなので全容がよく見えないのだが、ペアになっていた中型黒点が回り込んで、大型黒点の西側に位置しているように見える。明日、明後日と観測ができればその様子は確認できるはず。楽しみだ。

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