2013年4月20日土曜日

ボストンが戦争状態に突入:爆弾テロ

朝起きると、驚きのニュースが流れていた。ボストンの爆弾テロの犯人が特定され、武装警官隊が突入したところ、爆弾と銃弾で犯人が抵抗し、激しい爆弾を含んだ銃撃戦となったという。ボストン警察は既に200発以上の弾丸を打ち込んだと発表。

犯人はチェチェン出身の若い兄弟(26歳と19歳)。兄は銃撃戦で射殺された。弟は体中に爆弾を巻き付けて、ボストン市内を逃走中だとか。このため、ボストン全市民は外出禁止となり、アメリカの古都ボストンはゴーストタウンどころか、戦争状態に突入したかのようだという。

このチェチェン人の生い立ちはまだはっきりしてはいないらしいが、生まれはキルギルスタンらしく、生まれた時すでに争乱が始まっていたチェチェンには住んだことが無いようだ。しかし、難民(亡命?)生活を続けながらも、チェチェン文化に深く影響を受けながら成長したと英国紙The Guardianは報じている。

ロシア、アラブ、そしてアジアの「交差点(roundabout?)」のチェチェン。豊富な石油資源を巡って、ロシアと戦争状態が続いている(というより、実行支配のロシアに対し、ゲリラによる抵抗が続いている)。国が荒むとこういう人間が生まれるのだろうか。

追記:4月20日(現地時間)に、逃走中だった弟の方もボストン郊外で逮捕された。民家の裏庭に置いてあったボートの中に隠れていたらしい。大量の出血をしているようで重体だという。

0 件のコメント: