横浜ではLeggettと議論することができた。時間が限られていたので、それほど深いレベルまでは話をすることができなかったが、いろいろとアドバイスをもらったりすることができた。大収穫だった。そういえば、Leggettの講演でもPfaffianが登場していた。やっぱり、対相関の関わる物理にはかならずこれがでてくるんだ、と感じた。
ポスターセッションでは時間がなかったが、「メールでコンタクトしてくれ」、とLeggettは言ってくれた。そこで、早速メールを送ってみた。自己紹介や自分の論文を添付したりして、CVまがいのメールになってしまったので、これはちょっと厚かましかったかも、とちょっと反省してはみたものの、チャンスを生かすにはこれしかないんだ、と自分に言い聞かせ、メール送信のボタンを押した。案の定、ひと月ほど、なしのつぶてだったので、やっぱりまずかったかな、とあきらめかけていた頃、突然返信メールがやってきた。そして、Leggettはちゃんと論文を読んでくれた!さらに、我々の方針に"Sympathetic"、つまり同調する、と書いてくれたのであった。どれだけ多くの人に見下されても、ノーベル賞を取った人に認められたら自身がつく。嬉しい限りだ。
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