BECの論文も佳境に入って来た。
縮退と分裂の関係、スケーリング、分裂発生の機構、などなどの議論をまとめる。全部英語だけで説明しようと思ったが、不可能だということに気づく。数式を入れてなんとか筋が通るようにしている。これが結構時間がかかる作業。
超変形の論文は、イントロに戻って来た。一度は完成したが、やはりパンチが弱いということで、練り直しすることにする。中性子過剰というのと、高励起というのが、物理的には同じで、結局はsdーpf間のcross-shell励起をやっているんんだ、という流れにする。しかし、中性子過剰で、高励起にするとどうなるか?このあたりの詰めが甘く、まだうまくかけない。たぶん、計算をやってみる必要があるのだと思う.計算についての良いアイデアはO先生から頂くことができた。問題は、明日のミーティングまでに計算をやってる暇があるかどうかだ。多分、東大に着いて、議論しながら計算することになりそうだ。
7月の終わりに、理研で開かれる研究会で招待講演することになった。元素合成のメカニズムを、核構造の立場からどう研究するべきか議論してもらいたい、ということだが、こういう話はしばらくマークしてなかったので、ちょっと焦る。なんとか、計算が2、3できるとよいのだが。
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