2012年12月26日水曜日

Clebsh-Gordan係数<jm00|jm>

久しぶりにWigner-Eckartの定理を使う。スピンに依存しない相互作用の行列要素の計算が目的。スピンが0だから、ランク0のテンソルと見なせる。このとき、状態の角運動量は相互作用の前後で変化してはならない、というのがWigner-Eckartの意味する所。Clebsh-Gordan係数はこのとき<JM00|JM>となる。これが実は1になる!

つまり、スピンに依存しない相互作用の行列要素はreduced matrix elementだけで書けてしまうのだ。ここで(JM)は2粒子の合成角運動量。

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