疲れているようだ。年を取るとはこういうことだろうか?認めたくないものである。
日本にいる間、市役所から通知が届いた。「メタボ検診」にいけ、という。地元の病院にいって、一日検査を受ける。苦しかったのは胃カメラ。最初に喉を通過するときが一番苦しく、胃でカメラがのたうち回っているときは「もう駄目だ、吐く」と思ったが、胃を抜けて十二指腸に入ると気分が落ち着いた。カメラで自分の臓器を初めて見た。血が出ているではないか!「大丈夫ですよ。ちょっとカメラで突っついただけですからー」なんだこの医者が下手なせいだったのか、と安心したような別の心配が募ったような。深刻な異常はない、との診断結果だったが、早食い癖のため食道の部分が若干荒れているとのこと。ゆっくり食べましょう、と最後の診察で言われてしまった。最後に、ビールの話になった。「ビールは飲んで吸収されると、単にプリン体になるだけです。」と教えてもらった。たしかに、日本に戻って暑い日が続いたせいか、検診の数週間前から、冷たいビールがむしょうに飲みたくなってガボガボやってしまった。痛風持ちのフランスのD教授の足の様子を見たことがある。ああなると大変だ。地元の地ビールはおいしいんだが、検診以降は飲むのを止めた。
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