信州の冬の夜空は素晴らしい。星図に描いてある星がほとんどすべて見える!まずは流星群がじきに見えるはずの双子座を確認。足の部分までちゃんとわかる。東京だと頭の部分にあるカストルとポルックスしか見えない。夜9時をすぎると白鳥座が北の山並みに沈み始める。ペガサスが高度を下げて降りて来ていた。アンドロメダ星雲を観測するのに絶好のチャンスと思い、星図を持ち出して、丁寧に探してみることにした。
いままでの探し方は、カシオペアとペガサスの中間あたりを何となく探しまわるやり方で、なかなか見つからなかった。大学でチャレンジしたときも、ペガサスとカシオペアはわかったのに、アンドロメダ星雲を探し当てることはできなかった。今回は空気がきれいなところで観測したので、細かい星まですべて見えたのが役にたった。ペガサスの前足にあたる小さな三角形から初めて、後ろ足の方向に線を辿っていくと、念願のアンドロメダ星雲が双眼鏡の視界いっぱいに広がった。とにかく大きい!
見つかった場所は、いつも見ている領域からちょっとずれた場所にあった。カシオペアとペガサスの真ん中よりちょっと「上」(白鳥座と反対方向にずれる、という意味)を見る感じだと発見できる。双眼鏡だとコントラストが弱いので、はやくVixenの屈折望遠鏡でその姿をくっきりと見てみたい。
この夜、双子座の流星群を見ようと思ってオリオンの方を見ていたら、シリウスの右上から左下に向けて一つ流れ星が光の筋を引いた。おおよそ、30分で一つ程度の頻度ということになろうか?極大となる今度の火曜(水曜の未明?)が楽しみだ。
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