2011年2月6日日曜日

起動不可となったiMac G5についての現状

内部回路が埃だらけとなっていたiMac G5の修復だが、結論としてはSATAコントローラの故障、もしくはMBRの損傷ではないか?と疑っている。

まず、電源は入る。そして、その直後にリンゴマークはちゃんと出てきて、起動音のボーンという音もなるから、Firmwareからの初期化の呼び出しにはマシンがちゃんと応答していると思われる。(これをチェックするには、手動でOpen Firmwareのプロンプトを出せばよい。起動時にCmd-Opt-OFを組み合わせて押す。)

Open Firmwareのmac-bootが動き出すと、SATAコントローラを通してHDDのMBRを読みにいくはず。ここで問題が生じるから起動しないんだと思う。MBRに関しては、HDDのサルベージの作業中にまったく問題が生じなかったので、HDDの損傷が起きているとはちょっと考え難い(もちろん、まだ除外はできないが)。ということで、SATAコントローラの損傷の可能性が高いと考えている。

ちなみにインストールCDで立ち上げると、SATA HDDが認識できなかったから、ますますコントローラがあやしいと考えられる。(HDDを認識するだけならMBRは不要だろうから。)

基盤のチップを交換する技術はないので、とりあえずはここでお手上げということになる。が、一つ試してみたいのは、Firewireを使った外付けHDDからの起動。SATAコントローラが壊れても、これならiMac G5を使い続けることが可能かもしれない。また、FirmwareかUSBを通じてSATA HDDに接続できるような部品があれば、データの移動も可能かもしれない。

とりあえず、このiMac G5はお蔵入りとなった。

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