2010年11月29日月曜日

木星の衛星観察(その2)

Vixenの屈折式望遠鏡POLTA AII A80Mfを購入して、木星の観測を再度行ってみた。口径80ミリ、集光力131倍のアクロマート対物レンズを持つ望遠鏡で見た木星はさすがに大きい。まずは46倍の接眼レンズで観測。縞模様が見える!観測時のガリレオ衛星はイオとガニメデが、かなり接近していたものの、この望遠鏡ではちゃんと分解できた。残りの2つの衛星は、ほとんど木星に隠れていたが、なんとかその内の1つを確認できた。素晴らしい。

次に、144倍の接眼レンズに交換してみたが、まず視野に入れるのが大変。倍率の低いレンズで位置をある程度定めておく必要があった。せっかく視野に入った木星だが、高倍率だと大気の揺らぎのためピントを合わせるのが難しく、今日のところはあきらめた。大気が安定する、ということの意味を実感した観測であった。

そういえば、12/14(火)の午後8時は双子座流星のピーク、さらにその一週間後は日没直後から皆既月食があるとのこと。(月食のピークは5時頃か?)今月は観測するものがたくさんあって嬉しい。

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