2010年10月5日火曜日

「理系のための研究生活ガイド」を読む

数年前に、恵比寿のアトレで買った、ブルーバックス。慶応大学医学部の先生が、小遣い稼ぎで書いた本に違いあるまい。ほとんど無駄な内容だが、高校生には新鮮に映るかもしれない。なにしろ、大学の研究者の生活というのは、大学院くらいにならないとよくわからないから。

とはいえ、自分にも役に立つ箇所が2、3あった。その一つが、速読と再読の勧め。読み出したら、一気に最後までいかないといけない。メドとしては一週間と書いてあるが、そうなのかもしれぬ。早ければ早いほど良いと思う.この「初読」というやつは、細かいところは気にせず、大筋を捉えるためだけに読むよう心がける.細部に嵌って足止めされるのはよくない。そして、再読で細部をつめるのである。

時間の使い方、計画の重要性なども役に立つ。とりわけ、一週間後に計画の遂行率を反省すべし、との行なかなか感心す。さすがに、慶応大学の教授だと恐れ入った。

この本、2時間くらいで速読できる。

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