2010年10月23日土曜日

新しいMacBook Airを買うか、買わざるか?

同僚と、iPadをどうやって講義で使うかについて議論していたとき、MacBook Airの新型が発売された、というニュースが飛び込んできた。一見したところものすごく薄くて、「ようやく、真の軽量MacBookが出たか!」と期待した。さっそく、重さをチェックしたら...

1.06 kgであった。微妙な所、というべきだろうか。スペックを見てみる。HDDがない。SSDに完全に置き換えてしまった。軽い訳だ。HDDと比べると少なめの64GB。うーむ。
ちなみに、Dynabook SS RX2/T7J(2009年型)は、デフォルトで1.09kg,軽量バッテリーパックで0.97kgである。HDDを積んでいるにも関わらずである。ちなみに容量は250GB、とAirの4倍。また、この年に出た、同じDynabook SS RX2ファミリーの中にあるSSDモデルは978g/858g(デフォルト/軽量バッテリーパック)となっていて、Airより軽い。またSSDの容量も128GBと、Airの2倍である。ただし、値段が両者ともかなり張るが....
Appleの説明ビデオをみると、SSDにしてスペースを節約できた分をバッテリーに回し、従来のAirより長時間駆動を可能にしたそうである。それはいいことなんだが、他のマシンと比べると半分程度しかなく、かなり見劣りする。やはり筐体が薄すぎるため、バッテリーの絶対体積がかなり小さいということだろう。また、バッテリーを増やすと重くなってしまうから、駆動時間を犠牲にしてしまった感が多少ある。
ちなみに、Airは5時間駆動、Dynabook SS RX2/T7Jは12時間/6時間(デフォルト/軽量パック)。AirはSSDでなかったら使い物にならなかったということか?
そして、DVD/CDドライブが付いてない。無線で他のマシンのものを拝借するか、外付けの別売りを買うんだそう。これは大きなマイナスになりうる。(もちろん使い方にもよるが。)
ちなみに、Dynabook SS RX2/T7JはDVD/スーパーマルチドライブがついている!極薄さは世界最小とのこと。実際、これで昨年はDynabookを買うことに決めたのであった。
しめて、9万円弱。この値段はすばらしいと思う。
ちなみに、Dynabook SS RX2/T7Jは22万円....ちょっと高くて、すぐに買う気にはなれなかった。性能がいいんだから、と自分に言い聞かせる必要があった。それからSSDモデルは27万円。いくら軽いとはいえ、これではちょっと手が出しにくい。まあ、2010年モデルでは随分改良されているとは思うが。しかし、SONYの今年のVAIOはもっと軽くて、もっと薄くて、値段も安い(Atom, SSD, 14万)。見た瞬間、驚いた。
買うのか、それとも、買わないか?
とりあえずは、年末までに9万円余っていたら再考することとしよう。それまでは優先度は下げておいても、問題ない感じ。しかし、OS X 10.4(=PowerPC)を使い続けるのが日に日に厳しくなってきているので、少なくとも1台はなんとかしないといけないだろう。MacProがi7にシフトするタイミングか、それともiMacにしてしまうか、それとも大きめのPowerBookでいくか、悩ましいところである。実は、Mac Miniという手もあるな、と思っている。(OS X_86を密かに考えている、というのも事実。)

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