福島原発の作業員がまた心筋梗塞で亡くなった。作業員が亡くなったのは4人目だという。先になくなった方は、最初が心筋梗塞、2人目が急性白血病
、3人目は死亡原因未公開。そして4人目が心筋梗塞....どうみても、内部被曝でやられているように見える。(医学的、科学的に因果関係を証明せよといわれても、死体を粉々にして分析したり、同じ状況に誰かを送り込んで再現(人体)実験やったり、それは手間がかかってしまうから、厳密にやるのは相当難しいだろう。因果関係が疑われるものは、排除でなく、考慮すべきだろう。)
特に、心筋梗塞が目を引く。なぜなら、最近セシウム137による内部被曝の症状として名指しされて疑われているからだ。4人目の犠牲者の累積被曝は6mSv.3人目は2mSv,2人目は0.5mSv,そして最初の犠牲者が0.7mSv.おそらく、この値は線量バッジの値だろうから、外部被曝の値だろう。とすると、大雑把にいって(四捨五入で)1mSvの外部被曝を受けた辺りで、内部被曝の影響が出始めてくるということだろう。
内部被曝を正確に測る方法はないから、外部被曝量を目安に、内部被曝が悪さを始める限界量が推定できるだろう。だいたい100人から200人の作業員が現在いるとすれば、2%から4%の人間が、1mSvの外部被曝を受けた辺りで、内部被曝によって死亡するということになる。ものすごい高い率だと思う。
とはいえ、これは原発の中で働いている人たちという特別な状況だ。福島から遠く離れ、「弱く」汚染された地域は、もう少し率は低いかもしれない。たとえば、1/100だと仮定すれば、0.02%から0.04%程度の死亡率となろう。(この数字の根拠はかなり薄いが...)
これを実際の街に当てはめて考えると、現在0.2μSv/hの地域(例えば柏とか)では210日間で1ミリシーベルトに達する。柏市の人口は約40万人だから、このまま除染がおいつかないまま一年も経つと100人近くの人が心筋梗塞や白血病で死んでしまうことになる。10年で1000人...この数字がでたらめであって欲しいと思う。
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