2011年5月30日月曜日

太陽の投影観測

来年は日食(金環食)がある。それまでに、太陽の撮影法をマスターしておく必要がある。失敗は許されない。

もちろん、日食だから、ギンギラギンの太陽を撮影する訳ではないが、いちおう一通りのことは練習しておく必要があると思う。NASAもミッションを計画するときは、ありとあらゆる事態を想定して臨むと聞いた。

ということで、まずは投影板を購入した。A80Mfに取り付けて、太陽の黒点などを観測する機器だ。しかし、梅雨入りしてしまい、このところ星も太陽もまったく観測するチャンスがなかった。その上、昨日熱帯低気圧となった台風2号は、今朝まで大雨を降らせていた。が、それも今日の昼過ぎにようやくやんでくれた。とはいえ、まだまだ雲が多く、なかなか太陽が出てこなかった。

こんな悪条件の中、少ないチャンスを生かして、なんとか太陽の初観測を試みた。まだ、太陽の探し方に手間取ったり、写真をとってもピンボケだったり、投影板の位置をどのあたりにすべきか、などなど課題は山積みだ。しかし、それでもなんとか黒点の様子を記録することができた。

大きなのが、右端にひとつ。その上に3つの小さなものが列島状に。さらに、逆側の縁にも小さいのが少し観測できた。ほんとうは、連続的に測定して、太陽の自転速度などを観測すべきなのだが、今日のところはこれでよしとした。あくまで、目標は金環食なので。

黒点が記録できた。雲が流れている様子もみえる。

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