2011年6月8日水曜日

Fedora12にEPSON LP-S300Nをつなぐ

計算用として使って来たi7-875Kマシンだが、計算結果を直接印刷できれば便利かなと、ふと今日思ってしまった。

そこで、白黒レーザープリンタのEPSON LP-S300Nをネットワーク経由でつないでみることにした。ちょっと手間取ったが、次のホームページに助けてもらった。この会社よく見たら上田のIT会社。そういえば、エプソンはもともと諏訪だし、信州つながり、ということのようらしい。

対応するPPDをダウンロードし、Fedoraのプリンタ設定ウィザードを呼び出してインストールする。一応は成功するものの、foomaticをインストールしないと使えませんよ、という警告がでる。foomaticというのはフリーなプリンタドライバの管理プログラムのようなものらしい。今回初めて知った。早速yum install foomaticとすると、foomaticの最新版がインストールされ、プリンタが印刷可能となった。

さっそくテストプリントしてみる。日本語は出ないものの、計算結果を印字するという目的は達成される。文字化けを眺めるよりは、ロケールを英語にしてしまった方が問題ないだろう。いまのところは、計算結果をenscriptでepsにして、それをevinceから印刷するだけなので、特にこれといった問題はない。次はグラフでも印刷してみようかと思う。

ちなみに、今日の計算(3次元積分)では、計算精度を上げようと思い、離散化メッシュ数を8倍(23)に増やしてみた。しかし、実行時間は2倍しか増えなかった。すごい。i7-875Kのベクトル化モジュールのお陰だろう。皮肉なことに、計算精度自体はわずかに0.3%しか向上しなかった。ちょっとがっくり。まあ、もっとシビアな物理条件の場合は、細かいメッシュでやった方が安全だろう。そのご利益の確認は明日やることにする。

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