2011年1月31日月曜日

Core i7-875Kのベンチマーク (その3)

余分なグリスを拭って、薄く平らにまんべんなく塗布した状態でi7-870, i7-875Kのベンチマークテストを行った結果、両方とも小数点切り捨ての値で一致した(fMark=59)。つまり、両者ともにデフォルトでは等価なCPUということが示された。このときの、CPU温度はだいたい45°前後になっていた。ノーマル周波数は2.93GHz, TB周波数限界は3.20GHzとなっている。

いよいよTBのOCに入る。まずは倍率を22xから28xに上げてみた。あまり上げすぎると温度上昇が激しくなるかもしれず、TBがうまく作動しないかもしれない。そこで、30xよりちょっと下目でまずは試そう、という訳である。が、BIOS付属のCPUモニターでみると、この入力に対し、システムはTBを30xに自動修正するように反応した。このときのCPU温度はおおよそ49°前後、そしてTB周波数限界は4.0GHzとなった! この状態で、Fedora 13を立ち上げ、Intel Fortran CompilerでfMarkのベンチマークを実行した。

その結果はfMark=65であった。

ついに最速記録は(半年ぶりに)更新された。ちなみに、今までの最速はi7-870で出したfMark=59。

OverClockがどこまでいけるのか、まだ詳細を詰めてはいないが、かなり期待できそうだ。とりあえず、目標は70を超すこととしよう。

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