2011年9月18日日曜日

弘前を訪ねる:放射線測定

弘前に来ている。本州の最北端の青森県ならば、東京よりも涼しいと思ったのだが、そのあてが大きく外れた。特にこの2日間は汗だくだった。異常気象なのか、津軽にはこういう日もあるのか、皆目見当つかず。地元に住む宿の管理人は、あまり気にしていないようで、週末が雨になることだけを気にしている。案外、弘前の9月は暖かいのかもしれない。

宿からは、岩木山の綺麗な裾野が楽しめる。頂上には安寿が祀られているらしい。(安寿と逗子王がこの地の生まれだったとは知らず。涙無しには読めぬ、幼稚園時代の愛読書なり。)岩木山の向こうは白神山地もある。今回は登山をする時間が取れないので、非常に残念。しかし、これだけ暑いと山登りは存外大変かもしれない。
岩木山

雨の降る前に3つやっておこうと思っていた。1つは放射線測定。さすがに、福島の影響は弘前までには来てはいないと思っていたが、自分で測定してみるまではなんとも言えない。青森のリンゴを楽しむためにも、欠かせない測定だ。もう1つが天体撮影。これについては、別の機会に記録しておこう。そして3つ目が弘前城探訪。(実際、台風の影響か、その後、大雨となってしまっった。この土砂降りの中、20分も林檎畑の中で線量をメモるのは困難を極めるだろう...また弘前城は思いの外、大きな城で、土砂降りの中歩いて訪ねるのは苦行となったはず。天体撮影はとうぜん問題外。)

まずは放射線測定。宿のある場所はリンゴ畑に囲まれている丘陵地で、森や林ではない。果樹園を含む耕作地では、草刈りなどによって線量が落ちている可能性がある。が、できるだけ手の入っていない草むらを探して、その上で測定することにした。
リンゴ畑で測定す。リンゴの赤が見事なり。
今回は当然遮蔽付き。JB4020とRD1503の両方で測定してみた。その結果は、前者が0.12μSv/h、後者も0.12μSv/hとなった。分析法はRAMI。補正を入れると、0.07-0.08μSv/hなので、予想通り低線量であることがわかった。これで安心、青森の林檎やにんにくは多分大丈夫だろう。

弘前城の近くに、空間線量のモニタリングポストがあるのを偶然見つけた。値がリアルタイムで電光表示で公開されていた。
弘前城の近くにあった空間線量のモニタリングポスト

多少揺らぎはあったが、40nGy/h前後を示していた。これは、0.04μSv/hに相当する。このデータはJB4040やRD1503の較正に使える。少なくとも、生データが0.1μSv/h以下の場合では、生データから0.04を引いて、その半分程度の値とすればよいと思われる。

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