神保町の明倫館で買った古本だが、なかなか役に立った。特に、赤道儀の使い方は勉強になった。
先日、12センチの反射望遠鏡を購入したのだが、赤道儀が付属品に付いてきた。赤道儀の使い方がよく分からいまま、木星を見てみたのだが、なんて面倒な代物だというのが最初の感想。しかし、目視に頼らず座標で天体を探す方法をこの本で知って、「なるほど、これで暗い天体でもちゃんと写真が撮れるのか」と感心した。
天体の座標が網羅してある本が三省堂に置いてあったが、赤道儀を使った観測のための本だったことが、ようやく判った。
また自動追尾装置なしでも、手動で長時間露光撮影がなんとか可能であることも、この本で知った。ぜひ、試してみたいと思う。
「天体望遠鏡入門」田中千秋著、立風書房(1988年9月)
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