最初はノーマルモード(露出時間は1秒以下)で撮ってみたが、明るい木星しか写らなかった。が、これだけでも、木星が惑星であることが確認できる。つまり、点として写る恒星と違って、円盤状に写る。次に、Cyber-shotにある夜景モードにして、20秒ほどの露出撮影をする。暗いガリレオ衛星もこれなら写る可能性がある。しかし、同時に手ぶれとの闘いにもなる。この日は、この冬最高の冷え込みだったが、息を止め、身動きせずに、カメラと望遠鏡を支えつつ、何度もシャッターを切る。パソコンで画像処理すると、手ぶれがひどく写真としては駄目なものばかり。しかし、その手ぶれの航跡を見るとはっきりとガリレオ衛星が浮かび上がっている!(手ぶれはどうしても出てしまったが)一番ましなものを、記念すべき最初の観測写真として下に掲げておこう。
ガリレオ衛星と木星(午後8時34分ころ) |
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