2011年8月5日金曜日

講義終了

講義が終わる。夏になってからの期間が結構疲れた。今期は学生たちとよく議論した。なかなか楽しかった。しかし、彼らは著しく不勉強である。これがゆとり世代ってやつなのだろうか?

「先生はなんでも知ってる」といって驚くが、家庭用のコンセントが100Vだって知らない方がいけないに決まってる。「円高ってどうしてまずいんですか?」って....物理の「先生」だってそのくらい知ってます。(だいたい、物理の先生に聞かないでくれ給え。)「放射線を目で見ることは可能なんですか?」見えたらもうヤバいレベルです。などなど、他愛もない質問ばかり。90年代アメリカの学部時代の友人たちを思い起こさせる。彼らは私を「天才」と呼んだが、単にそれは彼らの勉強不足であったことは明らかだった。(例えば、1/(1+x2)の積分はx=tanθと置換すれば簡単に計算できることは、当時の日本の高校生なら皆知ってた。)

でもストレートに知らないことを聞いてくる、その素直さはよい。見栄を張る「昔の日本人」は彼らの中にはもういない。これって、教える方にとってみれば結構やりやすい。

夏休み....やっと研究モードに戻れる。

2 件のコメント:

michiko さんのコメント...

不勉強といえば、ハーバードクラスだと少しましで、フィラデルフィアクラスだと日本の学部生が知っている事を大学院に入ってから一からやるのだとTAをしている友人が愚痴をこぼしていたことを思い出しました。

近畿圏でコースワークがないのは京大くらいでしょうか。

少し余談ですが、日本の貿易黒字が貯蓄率にマクロレベルでどれくらい関係しているのか知っている学生もそのゆとり世代の中にはあまりいなさそうですね・・・

円高であろうがなかろうが関係ないみたいな・・・

kuzzila さんのコメント...

アメリカ東海岸の学生は、まじめで、結構話しが合うので、好きです。ヨーロッパに近いせいかもしれません。西海岸の学生は....あまりいい思いでがありません。(これは教員/研究者としてでなく、「学生」として接したせいかもしれません。)

アメリカの学生は「伸び」がすごいので、あなどれません。一方、日本の「ゆとり君」たちは、伸びしろも少なめなのが問題ですね。