県境が、文字通り「フロントライン(前線)」となっている。群馬から迫り来る放射性プルームは、この山々でブロックされたように見える。若干信州側にも「染み出し」が見られるものの、県境から2、3キロも離れると、線量レベルは「緑ピン」のレベルまでグッと落ちているのがわかる。一番左の緑ピンは佐久市立図書館の位置。今回の結果をまとめると次のようにようなる。単位はμSv/h.また、JB4020は若干高めの線量が表示されることに注意。括弧の中の数字は大雑把な校正値。
(1)物見岩 0.26 (0.22)
(2)神津牧場まで3.5kmの下仁田三叉路 0.21 (0.17)
(3)内山牧場標式 0.17 (0.13)
(4)荒船登山道(荒船神社側) 0.17 (0.13)
(5)荒船登山道(上の入り口) 0.16 (0.12)
(6)スエトシ牧場の更に下 0.09 (0.05)
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(7)佐久市立図書館 0.11 (0.07)
面白いのは、県境を文字通り境にして、放射線量の値が二分されることだ。群馬側は0.2以上、そして信州側は0.2未満となる。峠のある嶺を繋いで県境が設定されたのが理由だろう。
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