猿(と熊)は写真にとれなかったが、カモシカの接近写真をとることができた。山頂から少し下ったところで、道に迷っているときに遭遇。後ろから覗かれている感じがあったので、振り返ったら、崖の陰に至近距離でこちらの様子を伺っていた。カメラを掲げると逃げたので、それを追いかけるようにして撮影した。
ニホンカモシカは、信州の県獣。 |
登山道が始まって間もなくのところで、キノコがたくさん繁殖していた。真っ白のDeath Angel(ドクツルタケ)を始め、すべて毒キノコだとは思うが、識別は難しい。
まずは、柄の色が紫なのに傘が薄緑色で、とてもきれいな、そしておいしそうなキノコ。特徴的なので図鑑で探せばすぐわかると思ったが、意外に難しく、結局今のところID不可。
不明のキノコ(Bolette系) |
もう一つBolette系のキノコがあった。上のキノコのすぐ横にあった。おそらくドクヤマドリという毒キノコ。Bolette系のキノコに毒キノコは少ないらしいが、ヨーロッパのBoletteは毒を持つものも結構ある。リコボウと同じイグチ系(Bolette系)なのは明らかで、美味しそうなのに、虫が食ってないのはおかしい。「毒」キノコが綺麗な訳は虫食いが少ないからというのもあるだろう。
ドクヤマドリ(?) |
その他、トリュフに似たキノコもあったが、あくまで「似ている」とおもっただけで、食べてみる気にはならない。ショウロというキノコだろうか?
ショウロ?(日本のトリュフ?) |
Wood avens |
未確認野草(シュロソウ?) |
フシグロセンノウ。 |
最後に、山あじさい。園芸種と違って、花(ガク)が小さく小振り。この地味さにもかかわらず、紫色であることに無性に惹かれる。(なんのこっちゃ。)
登山道脇の山あじさいの大株 |
山あじさいのアップ。紫が鮮やか。 |
離山のセシウム汚染の分布図を作成し、どこからどこまでがひどくやられているのか、確かめねばなるまい。さもなければ、これらのFauna and Floraを手放しで愛でることはできない。
0 件のコメント:
コメントを投稿