特異点の近くで位相微分が発散し始める数値問題に苦しめられて来た。
微分計算は、ひたすら細かくメッシュを切れば、どんどん精度がよくなるなんてものじゃないことを、今回思い知らされた。微分は引き算と割り算の組み合わせなので、桁落ちする典型例だったのだ。
桁落ちで死んでいく精度に対して、今回の計算では相対誤差が、運のよいことに、非常に小さく保たれていることに昨日ふと気づく。そこで、収束判定を絶対誤差から相対誤差に切り替えたところ、うまくいった!一晩かかる計算で、結構マシンも熱くなって大変だったが、これでコード開発ステージは突破したと思われる。次は、他の計算条件でうまくいくかどうかを徹底的に検証するステージに入る。(やっぱり、こういう生活が楽しい。講義は少ない方がいいね。)
折しも天気悪く、予想された猛暑は来週までないはず。節電モードを解除し、Core i7-875K、フル稼働せよ。
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