2011年3月6日日曜日

研究発表にKeynote(およびLaTeXiT)を利用する

MacBook Airを購入した時、iWorkも同時に購入した。そのpresentation softwareがkeynoteと呼ばれるもので、今回の発表で初めて使ってみた。powerpointと違って、objectの張りつけをしやすいのが特徴。張りつけ時に、オブジェクトの角度や距離などの補助情報が出るので、整列や回転などアレンジしやすい。このソフト、なかなか使いやすいとは思ったが、powerpointと比較して絶対的に優れているところはまだ見つけてない。Appleのソフトだから、親和性がいいのは確かだろうが。(そういえばiPadやiPod touchのプレゼンツールとしてKeynoteが使えるはずだった。)

今回、もう一つ新しいソフトを導入してみた。それはLaTeXiTというフリーウェア。多分Post-it(英語でいうところの付箋)のLaTeX版という意味のネーミングだと思う。Keynoteとの相性は抜群で、いちいちemacsで編集, xdviで確認, dvipdfmxでコンパイルして, acroreadで表示、切り取り、そしてpowerpointで張りつけといった煩雑な作業をやらなくてよい。出来上がった数式をドラッグして、直接keynoteに貼付けられるのがとても便利。(多分powerpointでも利用できるはず。)

この2つのソフトの組み合わせは、しばらく研究ツールの常備品となりそうな気配である。次の物理学会の発表もKeynote+LaTeXiTでやる予定。

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