2011年4月30日土曜日

CD-1の威力:M51(子持ち銀河)の場合

今日最後の観測は、りょうけん座のM51(子持ち銀河)。とはいえ、北斗七星から見つけるほうがやりやすい。前回の観測ではこのような写真となった。

今回はISO1600で120秒の露出をして、微かに光る構造まで全部写してやるつもりで臨んだ。その結果は下図の通り。
M51(Whirlpool galaxy):銀河腕の構造も見える
二つの銀河が衝突している様子がよく分かる。バルジの膨らみ、銀河腕の構造など、細かいところまでよく記録できた。ほんとうに嬉しい!

CD-1は簡易赤道儀なので、望遠鏡を積んで動かすことができない。カメラの望遠レンズをアップグレードするしかないのだが、いずれは望遠鏡に赤道儀を導入したいものだ。面白いことに、CD-1を利用する今の装備では惑星の表面を撮ることができない。はるか彼方にある銀河がちょうどよいのだ。

しばらくは、CD-1で銀河や星団星雲の写真を取りまくり、少しずつ夏の星座に備えることとしよう。明日はオリオン周辺を狙ってみよう。

1 件のコメント:

kuzzila さんのコメント...

この後、雨の日や、西だけ雲がかかる日が続き、ついにオリオンは行ってしまった...秋/冬まで「鳴くまで待とうホトトギス」